病床のひっ迫が現実的に 外来制限の可能性も

そして今後、懸念されるのが、病床のひっ迫です。センターでは35床ある病床のうち、およそ7割にあたる25床がコロナ感染者などですでに埋まっています。

(霧島市立医師会医療センター 重田浩一朗副院長)「感染が広がっていくと入院患者の制限をせざるを得ないし、外来の制限の可能性もあるので、危惧をしている」

子どもたちが夏休みに入り、人の移動も活発になる時期。センターでは先月からこれまでに高齢者3人が新型コロナに感染して持病が悪化し、亡くなっていて、高齢者への感染に注意が必要です。

(霧島市立医師会医療センター 重田浩一朗副院長)「高齢者で(コロナで)元々の病気が悪くなって亡くなるという状況があるので、持病のある人はより注意をしてほしい。特に鹿児島は14歳未満の感染者が多いという状況。なるべく高齢者にうつさないようにしてほしい」