首位を走る広島カープは、ロースコアのゲームが続く。勝敗を分けるポイントの1つは、1番バッターだ。秋山翔吾は、どんな思考回路で臨んでいるのだろうか。
広島カープ 秋山翔吾 選手
「(チームが)勢いづくような雰囲気に持っていける自信もあるので。“1番バッターの最大の仕事って1打席目” だと思っている」

首位・カープを引っ張るリードオフマン、秋山翔吾。秋山が考える “1番バッターの最大の仕事” とは―。チームを勢いづける一振りの根拠に 坂上俊次 アナウンサーが迫りました。

広島カープ 秋山翔吾 選手
― 秋山さんが広島に来ると報じられて、ちょうど2年なんですけれども…
「あのタイミングで入ってくるのって、なかなかないですし、交流戦も去年の交流戦が初めてだったので、『こういうところに泊まって…』というのがあった分だけ、そこからの1年間は、ぼくの中では前の年の1年間よりも自分のペースをつかめるところはあったかなと思います」

そして、秋山といえば印象的なのは、この登場曲(人にやさしく / THE BLUE HEARTS)。
ファン
「ガンバレ!」

秋山翔吾 選手
― あの登場曲の「ガンバレ!」っていうところ、だいぶ声もそろってきているように思うんですけど? 「いつか、そろってほしい」とおっしゃっていましたが…
「やっぱりレスポンスができる曲で、ああいう形で背中を押してもらっているなっていう感じはあるので、すごくホームの打席はより入りやすくなったなって思います」
「背中を押してもらっている」―。その言葉どおり今シーズンの秋山は、ホームの打席で2度の初球先頭打者ホームランを放つなど、鮮やかな活躍を見せています。