雄くんの入院が100日に及ぼうかという頃、涼子さんはある悩みに行き当たった。
▽栗原涼子さん
「洋服のことを意識しだしたのは退院直前でした。入院中は病院の洋服を着けているのでよかったけど、雄くんの帰宅に向けて準備に迫られたときに、小さめの服が見つけられなかった。ネットでも海外のサイトとか、買い方も実際のサイズもよく分からなくて、あきらめて店で売っているものを買ったけど、ぶかぶかで」

100日の記念の服は、前に入院したお母さんたちが残していったものを、病院が貸してくれた。息子に着せたいものを、ぴったりのサイズで選ぶ余裕はなかった。
退院時の体重はまだ2426グラム。車のベビーシートに乗せるのも、体がゴロゴロと余り、怖かったほど。あまりにも小さな我が子に着せる服はなかなか見つからなかった。
注目の記事
11歳息子を殺された父「加害者との糸を絶やさない」関係を断てば「望む謝罪・賠償すら得られない」受刑者から途絶えた手紙…面会で知った真相に怒り「裏切られた」

中国のカキ養殖ブイ「環境に優しい」はずが大量の漂着ごみに… 扱いを誤ると破裂のおそれ、まるで “風船爆弾” 安全な処理方法とは

16歳で意に沿わぬ結婚…フィリピンに残された残留2世の現実 いまだ無国籍状態も…背景に“戦後の激しい反日感情” 終わらない戦後を追う

「森と自分、お互いが共に豊かになれるように」 森の香りをアロマに 1kgの枝から精油 わずか4ml 枝の採取、蒸留も自ら 山梨で手作りのアロマブランド

「暴力と胸や尻を触るセクハラが日常に」北海道京極町の農業法人で虐待か…避難したミャンマー人女性4人が明かす凄惨な実態 町議務める“父親”ら取材に応じず《連載1》

「もうダメかなと…」熊本地震で1階が全壊した実家 「助けてくれ」絶望のなか聞こえた父の声…地域住民がチェーンソーを手に繰り広げた“2時間の救出劇”












