「なんてことをしてしまったんだろう」
栗原涼子さん(45)は、第1子の雄くんを産んだとき、そう思った。予定よりかなり早い早産。わずか676グラムでの出産となってしまったからだ。
▽栗原涼子さん
「結婚式をした直後の突然の出産だったので、強く残っています。≪そのせいじゃないよ≫って皆言ってくれるんですけど、そうだとしか自分がとらえられなくて、ずっと悩んでいた」
雄くんが産まれたのは、2015年7月、涼子さん夫婦が結婚式をあげて1週間あまりが過ぎたころだった。妊娠7か月(24週と2日)での分娩。とても小さく産んでしまったという自責の念が、長い間こびりついて離れなかったという。
雄くんは新生児集中治療室(NICU)で健康管理されながらゆっくりと成長。涼子さんは、息子と定期的に面会し、なでる、声をかけることくらいしかできなかったと、当時を振り返る。
▽栗原涼子さん
「保育器を見つめるだけの時間がとても辛くて」「保育器内の温度調節を気にして長時間なでることができず、他の親子もいるので、声をかけるにも機械の音にかき消されるくらいの小さな声しか出せ
注目の記事
11歳息子を殺された父「加害者との糸を絶やさない」関係を断てば「望む謝罪・賠償すら得られない」受刑者から途絶えた手紙…面会で知った真相に怒り「裏切られた」

中国のカキ養殖ブイ「環境に優しい」はずが大量の漂着ごみに… 扱いを誤ると破裂のおそれ、まるで “風船爆弾” 安全な処理方法とは

16歳で意に沿わぬ結婚…フィリピンに残された残留2世の現実 いまだ無国籍状態も…背景に“戦後の激しい反日感情” 終わらない戦後を追う

「森と自分、お互いが共に豊かになれるように」 森の香りをアロマに 1kgの枝から精油 わずか4ml 枝の採取、蒸留も自ら 山梨で手作りのアロマブランド

「暴力と胸や尻を触るセクハラが日常に」北海道京極町の農業法人で虐待か…避難したミャンマー人女性4人が明かす凄惨な実態 町議務める“父親”ら取材に応じず《連載1》

「もうダメかなと…」熊本地震で1階が全壊した実家 「助けてくれ」絶望のなか聞こえた父の声…地域住民がチェーンソーを手に繰り広げた“2時間の救出劇”












