国葬時の弔問外交

ーーー国葬に海外からはどんな方が来られるのでしょうか?
「こういう葬式の時に世界から大勢の外交官あるいはトップクラスが来るというとこれは弔問外交というんですね。お葬式ですからじゃあ行きますよと世界中から色んな人が来れば、その人たちといろんな外交の話し合いができるんじゃないかということです。今のところ出ている名前では、例えばオバマ元大統領。あとトランプ前大統領は安倍さんと非常に仲が良かったですから来るかどうか。あるいはドイツのメルケル前首相、フランスのマクロン大統領です。現役なのは今のところマクロン大統領だけなんですね。つまり弔問外交といっても、有力者ではあるが前・元の人が大勢来るんですよ。現役じゃないんですよね。もしマクロン大統領が来れば唯一の現役になるか、それ以外のところから現役の人が来るかもしれませんけど。となると弔問外交といっても現役じゃない過去の人が来た時に、これが一体外交でどれだけの効果があるのかということにもなります。皆さんお忙しい中で来るわけなので実際に会うのは本当に大した時間じゃない、となるとそれで外交が動くのかということも実はあるんですね。日本は例えば海外でいわゆる国葬があった際には、現役を退いた人を派遣するのが一般的なんですね。特に日本の場合は、森喜朗元総理がいわば日本を代表して各国の国葬に参列するというのがごく一般的です。森さんはよくいろんなとこに実は行っていたということなんですね」














