急に雷が発生した場合は「電線の下」への避難も有効

雷が発生した場合、どのように身を守ればいいのでしょうか。(※1)

▼屋内の場合
壁から離れてください。
例えば、雷が屋根に落ちた後、雷は壁伝いに地面に向かっていくので、なるべく壁の近くにはいない方が望ましいです。

▼屋外の場合
建物や自動車などに避難してください。屋根があると、雷を防ぐことができます。

実は、木よりも人の方が電気を通しやすく、木に落ちた雷はより電気を通しやすい人へ雷が飛び移るので、木の近くは危険です。離れるようにしてください。

電線の下も比較的安全です。電線自体が雷を引きつける避雷針の役割をしてくれます。
ただし、電柱が近くにある場合は2m程度離れてください。電柱は雷を通しますが、落雷によって破損した場合、近くにいるのは危険です。電線の下に避難するのは比較的安全ですが、電柱からは少し離れるようにしてください。

雷が発生した場合、このように屋外でも雷を防ぐ方法はありますが、できれば屋内に避難するようにしてください。

※1 フランクリン・ジャパンより