県警本部長「このまま2年を迎えたくない」
県警によると、5月末までに寄せられた情報提供は5444件。このうち、八田容疑者に似た者の目撃情報は、全体の9割を超える5063件。目撃情報の内訳は、関東が1962件、次いで大分以外の九州が668件、近畿が627件、県内が403件となっている。

県警はこれまでに八田容疑者の動画を公開するなどして捜査を進めているが、いまだ解決には至っていない。
種田英明本部長は5日の定例会見で、「このまま2年を迎えたくはない。警察の総力をあげて身柄確保と真相解明に取り組む」と語った。
また、後藤和樹交通部長も「誠に遺憾であり、被害者とご遺族のお気持ちは察するに余りあります。被疑者の身柄確保と事件の真相解明に全力で取り組んでまいります」と述べた。

警察は29日、事件現場周辺のほか、東京、大阪、福岡でチラシを配布し、情報提供を呼びかける。