アメリカ大統領選挙まで4か月 バイデン氏に代わる「プランB」とは?

小川彩佳キャスター:
アメリカ大統領選挙は11月なので、あと4か月ほどですが、最新の支持率を見てみますと、バイデン氏が45.2%トランプ氏が46.1%ということで、トランプ氏がわずかにリードしています。

こうした中で注目されているのが、日本時間の28日(金)に行われるテレビ討論会です。

この中で、政策をめぐる議論も行われるわけですが、そうしたことよりも今、2人の年齢や健康不安が着目されると思うんですが。

TBSスペシャルコメンテーター 星浩さん:
テレビ討論会は意外とルールが厳しくて、メモ用紙とペンを持って入るだけなんです。資料などは持っていってはいけないことになってますので、バイデン大統領もそれに向けて今、大統領山荘のあるキャンプデービッドにこもって勉強中ですよね。

だけど、バイデン大統領が討論会でうまくいかなかったり、もしものことがあったりすると、民主党の中ではもう「プランB」というのが今検討されているという情報がありますね。

「プランB」というのは、バイデン大統領に代わる新しい大統領候補を選ぼうというものです。8月に党大会までに決めてしまおうということなんですが、その中で一人言われているのが、カリフォルニア州の知事をやっているギャビン・ニューサム知事という56歳の方で、なかなかイケメンなんです。この人が出てくるとなると、トランプ氏も20歳年下ですから、ちょっとやりにくくなるんじゃないかという話はアメリカの関係者の中では取り沙汰されていますね。

ドイツ公共放送東京支局 マライ・メントラインさん:
選挙はまだちょっと先の話ですよね。多分、そのときまでのいろんな事件とか出来事によっては、また大きく変わるんじゃないかなと思っています。

ただ、アメリカの大統領選というのは、外交問題がすごく大事なんですね。日本にもドイツにもすごく影響のある選挙です。

アメリカ国民はもちろん内政をすごく大事にしてるとは思うんですが、果たしてどうなるのか。ただ、年齢で見るべきかどうかはちょっと疑問です。