少額投資非課税制度「新NISA」が始まってから5か月が経ち、活用する人が増えています。投資熱が高まりつつある中、新NISAの制度や注意点について専門家に聞きました。

非課税期間が無期限に

NISAは、株式や投資信託など金融商品で得た利益や配当に対してかかるおよそ20%の税金が非課税になる制度です。今年1月から始まった新NISAは、貯蓄から投資へと促し、資産所得倍増につなげる狙いがあります。

新NISAは、年間のつみたて投資枠が120万円成長投資枠で240万円で、総枠の限度額が1800万円と設定されています。

去年までの旧NISAと比べると、改善点は
・非課税保有期間が無期限に延長
・投資枠の拡大
・売却後の投資枠の再利用

より使いやすい制度に生まれ変わっています。

ファイナンシャルプランナー伊東郁さん
「若い方がなかなか老後まで使えない課題があったんですけど、今後は非課税の期間が無期限なので老後資金に使える。長く複利の運用をすることによってお金がより多く増える可能性が出る」

こうした新NISAのメリットをどのように感じているか?大分市中心部で聞いてみました。

(街の人)「NISAに関しては長期ですね。そんなに利益をあげないといけないことはないし、10年スパンで考えています」「周りがけっこうやっている人がいるので興味はあります」