そもそも0系の「鼻」ってなんなんだ?!中には何が?

館長でもともとJRで働いていらっしゃった加藤さんによると、この鼻の中には「連結器」が入っているそうで、自走できなくなったときに鼻を外して中から連結器を引っ張り出して、専用の救援用ディーゼル機関車と連結して引っ張ってもらうんだそうです。

そして加藤さんから驚きの情報が...。
「実は東海道新幹線のデビュー当初、あの鼻がほんのりと光っていたんですよ」

マジですか?!曰く、当時は鼻の部分はアクリル樹脂製で、中にライトがあって、黄色っぽく光っていたんだそうです。その後は安全面を考慮してFRP製となったとのことでした。

なお、四国鉄道文化館では3か月に1回、【画像⑤】の鼻を外して子どもたちと連結器を引っ張り出すイベントを行っているそうで、次回開催は9月22日を予定しているそうです。

そんな加藤館長も「それは珍しいのではないですか?」とおっしゃったのが、「青鼻」の新幹線。この試乗会に、当時の「イブニングニュース」の島田博キャスターがレポートしていた模様を、今回はお届けします。