今週後半は続々と梅雨入りか 梅雨入りが遅い年は梅雨明けも遅い?
19日(水)と20日(木)は多くの所で晴れ間の出る見込みですが、21日(金)以降は広く天気がぐずつきそうです。梅雨入りが遅れている地域も、このタイミングで続々と梅雨入りとなる可能性があります。
近畿地方と関東甲信地方の梅雨入りの遅かった年を見てみると、いちばん遅い記録が近畿は6月27日(2019)、関東甲信地方は6月22日(1967年と2007年)です。関東甲信では、今年はこの記録に並ぶような遅さになるかもしれません。
では、梅雨入りが遅かった年は、梅雨明けも遅くなるのでしょうか。梅雨入りの遅かった年の梅雨明けの日を見てみると、近畿、関東甲信ともに梅雨明けも平年より遅くなった年もあれば、逆に平年よりも早く梅雨が明けた年もあるなど、バラバラになっています。梅雨入りが遅いからといって、梅雨明けも遅くなるわけではなく、逆に梅雨明けが早くなって「短い梅雨」になる年もあるというのが答えです。