新潟地震をきっかけに注目される『液状化現象』
【本井晴信さん 当時・関屋中学校2年生】
「家の前を見たら、海のようになっているの。要するに液状化で」
市街地でも道路に水が溢れ、避難する人々の障害となりました。

【田代雅春さん 当時・舟栄中学校3年生】
「道路に行った時にマンホールがあると悪いから、『杖をつきながらマンホールがどこにあるかチェックして』と指導を受けました」
60年前の新潟地震では、津波と液状化現象の影響で3000世帯以上が全壊し、およそ1万3000世帯が浸水被害を受けました。

2024年元日に起きた能登半島地震でも、津波や液状化現象が発生しています。
津波の恐れがある場合には、海辺から離れ、すぐに高い場所へ向かいましょう。
また、やむを得ず冠水した道を通る場合は足元が見えづらいため、長い棒などで足元を確認しながら進むことが大切です。