停車時間はたった1分!ドクターイエローに大興奮

 JR新神戸駅のホームには多くの親子連れがいました。

 こちらの男の子の手にはドクターイエロー。別の男の子はTシャツがドクターイエロー。マスクだってドクターイエロー仕様です。

 でもダイヤは非公開のはず。皆さんどうやって情報をつかんだのでしょうか?

 (JR新神戸駅のホームにいた人)
 「Twitterで見ました。博多駅を出発した情報をTwitterで見たので、新神戸駅(到着)の時間を調べて」

 そして、その時がやってきました。

 (ホームにいた人たち)
 「お~!」
 「わ~きたぞ~!」

 停車時間はたったの1分。このチャンスを逃すまいとみんな一斉に写真を撮りはじめます。ドクターイエローの全身を見ようと走り出す子も。みんな大興奮です。

 (ドクターイエローを見た子ども)
 「かっこよかった」
 (ドクターイエローを見た人)
 「感動しました。念願のドクターイエローでした。これからも線路のために頑張って動いてください」

「ドクターイエローがあることで安全な設備が維持される」

 多くの人に見守られながらドクターイエローは新神戸駅を後に。約20分後、中間地点の新大阪駅に到着しました。このあと東京駅まで走り検測を続けます。

 (JR西日本・新幹線鉄道事業本部 赤塚繭子さん)
 「ドクターイエローがあることによって安全な設備が維持される、(安全を守る)サイクルが回っていくのかなと思っています。お客さんに『安心して新幹線に乗れるよね』って思っていただけるのが私たちとしては一番うれしいことです」

 多くの人を魅了するドクターイエロー。人気者の顔の裏には、私たちの安全を守る大きな使命がありました。