レジ袋とタオルで作る“簡易オムツ”も…「持ち出しリスト」作成のススメ
赤ちゃんのいる家庭では、なにかと必要なものがたくさんあります。かなざわコミュニティ防災士ネットワークでは、「持ち出す物」をまとめたリストを出しています。
まず、ミルクや哺乳瓶。普段使っているものでかまいませんが、粉ミルクの場合断水や停電でお湯が使えない場合もあります。最近では缶に入った液体ミルクも売っていて、常温でも飲めるので非常用には重宝できそうです。

そしてオムツですが、普段から多めに備蓄しすぐに持ち出せるように何枚か圧縮袋に入れておくと便利です。
避難所などで物資が届かずオムツが足りなくなった場合、代用として警視庁などが紹介しているのが、レジ袋とタオルで作る簡易オムツです。
レジ袋の持ち手の上と側面を切って開き、中にタオルを敷きます。
赤ちゃんのお尻の下にひいたら上の持ち手をお腹の上で結びます。

そしてオムツのように折り返し、輪っかに通す形で固定すればオムツとして代用できます。

避難所などにあるもので代用することができます。
リストにある「紙コップ、割りばし」も、清潔な哺乳瓶が用意できない時にミルクを飲ませ使い捨てできるので便利です。
そのほか、抱っこひもや母子手帳、授乳ケープなど、普段マザーズバッグなどに入れている物も忘れずに持ち出してほしいということです。最近はドラッグストアなどに行けば便利なグッズが多く並んでいますが、災害時にいきなり使おうとしても難しいので、竹田さんは「買って安心するだけでなく、一度使ってみる、食べさせてみる、飲ませてみることが重要」と話していました。