遅い梅雨入りは「肌トラブル」にも要注意

井上キャスター:
やはり「梅雨」と「夏の暑さ」の相関関係はあるのでしょうか。

気象予報士 広瀬駿さん:
状況でいうと、2007年に近いところはあるかなと思っています。“梅雨入り”が遅かったとしても、“梅雨明け”も遅くなる特徴は多いのですが、必ずしもそうならないこともあります。

これから「ラニーニャ現象」の発生の可能性が高まってきています。そういうときは太平洋高気圧が強まって、日本付近は猛暑になりやすくなります。そうなると、梅雨入りが遅くなって、梅雨の雨の降り方が短期集中型になる可能性があります。

梅雨明け後の猛暑も、今年はかなりきつくなるかなとみています。

ホラン千秋キャスター:
2007年から17年経っています。そもそも気象も変わってきていると考えると、当時のこと以上は、起きてもおかしくはないですよね。

元競泳日本代表 松田丈志さん:
やはり近年、短期的に雨の量も増えていて、暑さもひどくなってきていると思います。注意しないといけないと思いますが、天気予報の精度も上がってきているので、必ず翌日の天気は見るようにしています。

子どもの送り迎えや自分の仕事に向けて対応するようにしているので、1日単位で見ていくしかないのかなと思います。

ホランキャスター:
梅雨入りしたときに、梅雨らしい景色みたいなものはないのでしょうか。

気象予報士 広瀬駿さん:
雨が多いと紅葉の艶やかさというか、みずみずしさを楽しめると思いますが、降るときはいきなりガーッと降ってもおかしくないです。今のうちに非常用品の確認などをしてほしいと思います。

井上キャスター:
遅い梅雨入りの注意点についてです。気象予報士の広瀬駿さんによると、雨が少なく晴れると気温が上昇するそうで、熱中症に注意してください。

また、紫外線をさえぎる雲が少なくなるそうで、肌トラブルにも要注意とのことです。

気象予報士 広瀬駿さん:
今年の夏至は6月21日(金)なので、今の日差しが一番強い時期になります。

梅雨でぐずついた天気になっているので、紫外線が和らげられているところが晴れて、かなり強くなります。熱中症と肌のトラブルに今週は注意してほしいです。