元鳥取県知事に聞いた 小池都政の評価

小池都政2期8年を知事経験者はどう評価するのか。

元鳥取県知事の片山善博氏に聞いた。

日下部正樹キャスター
「良かったこと悪かったこと、まず思いつくこと、どういうことがありますか」

元鳥取県知事 片山善博氏
「新型コロナが感染を始めた時に、東京都が中小企業の皆さんに休業の要請をかけた時に協力金を出すことにしたんですよね。その後全国的にもそれが広がったんですけれども、これはとても良かったと思います」

一方、評価できない点としては…

元鳥取県知事 片山善博氏
「自らが話題になるとか目立つとか、支持に繋がるとか、そういうことにずいぶん注力をされているのではないかなという事が気になりますよね」

片山氏が、その特徴の表れだと指摘したのが、2024年3月までに東京都の全750万世帯に配布された、防災ブックだ。

元鳥取県知事 片山善博氏
「2冊ずつ世帯に配られたんですね、我が家に来ました。かなり分厚いもの。開いてみると、知事の大きな顔写真が出てくる。何のためにやっているのだろうかと」

都によると、防災ブックに添えられた小池知事のメッセージや案内文は全世帯分750万枚印刷され、費用は約1200万円になったという。

さらに批判を浴びている都政の問題とは…