3日、石川県珠洲市と輪島市で震度5強を観測した地震では、元日に被害を受けた建物がさらに崩れる被害が発生しました。被災地には今なお傾いたままの住宅が多くあり、住民にとっては危険と隣り合わせの状況が続いています。

5月26日、輪島市内では、2階建ての住宅が突如、音を立てて崩れ1階部分が完全に押し潰されました。

災害支援チームB-DASH 藤丸剛さん「貴重品出しの残りがあったので、来た時にミシミシ言ってたからこれは危ないと思って様子を見ていた。ミシミシっていってがーっといってどんと落ちた」

撮影したのは、倒壊家屋から家財道具の取り出しなどを行っているボランティアのメンバー。作業にとりかかろうとしたところ建物からミシミシと音が聞こえ、その音が徐々に変化していったといいます。