これまで明らかになっている旧統一教会と自民党のつながり。8月10日に選出された自民党・党四役の会見でも言及がありました。

 (自民党 茂木敏充幹事長)
 「旧統一教会につきましては岸田総裁からも指示を受けました。自民党所属の国会議員全員に対して、国民に疑念を持たれることのないように、政治家としての責任において関係をそれぞれ点検し、適正に見直すことを要請したところであります」
 (自民党 萩生田光一政調会長)
 「関連団体のイベントに出席したことを私は報告しています。どういう経緯にしろ、これだけ社会的な問題になっているわけですから、会の出席等については慎重な対応をしたいと思っています」
 一方で8月10日の会見で旧統一教会・田中会長は政治との関わりについて次のように述べました。

 (旧統一教会 田中富広会長)
 「(政治に)影響を与えてきたかということは客観的にむしろ多くの皆さま方に判断していただいたほうがいいかと思っていますが、政治に友好団体が強く姿勢を持って関わってきたことは事実です。共産主義問題に対して明確に姿勢を持っている政治家の皆さんとは、共により良き国づくりに向かって手を合わせてきたと思っています」