■夫婦が被告宅を訪れ、最初にAさんが刺されるまでの状況
<検察>
・長女、生後7か月の次女も連れ、4人で被告宅へ
・Aさんがインターフォンを押すと、被告はナイフをポケットなどに隠して玄関へ
・Aさん「娘がBB弾を投げちゃったみたいで?」
・被告「石を投げられて、傷がついた」
・Aさん「石って、どの石ですか?傷は、どこについちゃいましたか?」
・被告「それは、わからないけど」
・Aさん「住所を書かせるほどのことなんですか?」
・騒ぎに気づいた隣人Xさんが2人に「やめましょう」と声かけ
・それでもAさんは収まらず「やりすぎだろう!」
・被告「なに、イキッてんの?やるか」
・Aさん「何をやるのよ」
・被告が右手に持ったナイフで、Aさんを切りつける
<被告>(質問したのは弁護人)
・陽が落ちて、防犯カメラに「変な動きの車」
・見覚えない男性が歩いてきて、怪しい感じ
・昼の子どもの件で、どちらかがヤクザかチンピラを雇ったのではと思った
・襲撃に来たと思い、護身用に棚の上のナイフを右ポケットに入れた
・(先に話したのは?)相手です
・いきなり大声で「おまえか!」と怒鳴られた
・(名乗られた?)何も言ってない
・もしかして、昼のことかなと少し思った
・ヤクザかチンピラの方かと思った
・相手の風貌がすごく怖くて、何を言ってるのかわからなかった
・玄関フードからカーポートに移動した
・(どんな感じでした?)「どこだ!どこなんだ!一体どこに傷があるんだ!」と捲し立てられた
・(どう返した?)何のことかわからないと、返した
・(そうするとAさんは?)「だから、どこなんだ、早く言え、この野郎」!と大声でくり返された
・(「イキんなよ」と言った?)意味がわからないので、知らない
・(2人で話している途中、誰が出て来た?)父が玄関ドアを開けて、顔を出した
・私は父に「大丈夫だから、中に入って」と言った
・「あれは、誰だ!」と聞かれて、私は「うちの親父だ」と返した
・くり返し「あれは、誰だ!」と言われ、殴られた後、父が被害を被るのではないかと思った
・(どういう心情だった?)とにかく離れて欲しかった、勘弁して欲しいの一心だった
・(どう行動した?)彼の胸にナイフを切りつけた
注目の記事
【全文公開】高市早苗氏の勝利演説「働いて働いて働いて働いて働いて参ります」自民党で初の女性総裁

DV被害者の証言「お前、逃げられると思うなよ」子ども3人を連れてシェルターへ…精神的にも経済的にも支配され孤立 被害者を守るワンストップの支援の必要性

“しゃっくり” は人間がかつて魚だった名残り?「横隔膜のけいれん」は間違いだった 見過ごせない重い病気のサインにも

“頼ることも大事” 共働きや高齢者世帯の増加で市場は10年で6.2倍 忙しい日々を支える家事代行

年間2500円の節約効果 猛暑を共に過ごした『エアコン』のフィルタークリーニングと内部乾燥で冬も快適に

「なんで飲んだんですか?」「のど乾いちゃって…」 警察の取り締まりに密着 飲酒運転の人身事故が全国ワーストの山梨

「できなくなったことはあんまりない」両足を失っても明るさは失わない 多くの人々の心を引き付ける 笑顔はじける “車いすモデル” 葦原 海(あしはら みゅう)

死亡した白バイ警官、最高速度100キロの“通達”の中…120キロで直進して衝突、右折のトラック側「高速のバイクの接近を予見し、回避は不可能」

小学生の娘の“いたずら”から夫婦殺傷、被告が初めて自ら…「いきなり大声で『おまえか!どこに傷があるんだ、この野郎』と恫喝続き、とにかく離れて欲しかった」検察側の質問には全て黙秘 そして判決は…「被告人の証言は」

【すすきの首切断】瑠奈被告(30)について「中学入学後不登校に…同級生とのトラブルは一度もない」母親・浩子被告(61)の7回目の裁判①
