「国内投資枠」の設置という一つの“処方箋”

みずほ銀行の唐鎌さんは、円安抑止の“処方箋”の一つとして新NISAにおいて現在の「つみたて投資枠」と「成長投資枠」に加えて、「国内投資枠」を設置することを提案しています。

この「国内投資枠」に何かしらの優遇をつけることで、「将来的に家計から出てしまうであろう海外への流出を抑える効果があるのでは」と考えています。

日本のNISAがお手本としたイギリスのISAでは、同じ様な内容を含む改革案の検討が進んでいるということで、今後、前例になりうるか注目されています。

<取材協力>

みずほ銀行 チーフマーケット・エコノミスト 唐鎌大輔[からかま・だいすけ]
大和証券エクイティ調査部チーフエコノミスト 末廣徹[すえひろ・とおる]


(TBS NEWS DIGオリジナルコンテンツ「経済の話で困った時に見るやつ」より抜粋)