「ぼくを医者にしてくれた地域」能登半島地震の被災地でボランティア活動も
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さらに、今年1月から水野さんが続けているのは、能登半島地震の被災地へのボランティア活動です。石川県能登市門前町にある特別養護老人ホーム「ゆきわりそう」。約90人の利用者に大きなケガはありませんでしたが、水道管が破損して、4月中旬になってようやく水が出るようになりました。
(利用者に話す水野さん)「熱くないです?93歳の足には見えないな。キレイやな、めっちゃキレイ」
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行っているのは足浴ボランティアです。水野さんは看護師らと被災地の病院や介護施設を訪れ、十分な入浴ができていない高齢者に対して、足を洗い、爪などのケアを行っているのです。
(水野宅郎さん)「だいたい足をみると、清潔を保てているかどうか、あとは動いているかとか。動いていないとむくんできたり固くなってきたりするので。足が血流不足で色が悪くなったり冷たくなったり痛くなったり、あとひどい場合は腐ってきたりする場合があるので、そういうのを未然に防がないといけないので」
水野さんらはこの活動を月に2度のペースで行っていて、今年1年は続けるつもりです。
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(水野宅郎さん)「僕が学生時代を過ごしたのが本当にこの辺りなので、恩返しができるのであれば。父が『お前のこと医者にしてくれるのは石川県の金沢医科大学しかないわ』と言っていて。いま思えば本当に唯一ぼくのことを医者にしてくれた地域」














