「次は応援する立場に」の想いで…通信制高校サポート校の生徒に伝える言葉

 先週、水野さんの姿は兵庫県明石市にある通信制高校サポート校にありました。ここの大半の生徒が、いじめなどで中学時代に不登校だった過去を持っています。水野さんは生徒らに境遇は違えど「自分が心からやりたいことを見つけてほしい」と伝えました。
21.jpg
 (生徒たちに話す水野さん)「自分が少年院入って『医者になる』って言って、夢をかなえられたのは、みんなが応援してくれたからというのもあったので。次は応援する立場になろうと。『あれもしたい、これもしたい』と迷っている方がいたら、自分の中でいろいろ捨ててみたら、大切なものが残るかなと思います。『医者になりたい』という思いが1個だけあったら、あとは覚醒剤も別にやりたいとは思わなかったし。そういうのを1個見つけられたら良いと思います」

 一度は非行に走ったものの、父親、保護司、さまざまな人に支えられ立ち直った人生。今度は自分が支える番です。