親が笑顔でいることが 子どものチカラに

▽塚本奏子さん
「頑張りましょうね!たまには休んで。ゆっくり。サボってもいいと思います」

当事者だからこそわかる、入院生活の過酷さ。親が笑顔でいることが、病気と闘う子どもにとってなりよりの力になります。

▽塚本奏子さん
「お母さんたちが休めるように保育士の数を増やすとか、看護師さんの数を増やすのもそうですけど、付き添いの人たちのことは無視されている感じるときもあるので、ちょっと気にかけてくれてるな、ということがあると嬉しいかな」

(取材後記)
食事や睡眠もままならない付き添い入院で、親たちは厳しい状況に置かれます。子どもが目の前で病気と闘っている姿を見て「自分が弱音を吐いてはいけない」と、どうしても自分のことを後回しにしてしまうのです。しかし保育士の配置や付き添いの環境改善について、病院側だけで大幅に進めることは難しい部分もあります。付き添い入院制度そのものの、更なる見直しが必要だと感じた取材でした。(取材:RBC NEWS Linkキャスター 仲田紀久子)