人気は右肩上がり!割高だけど売れるワケ
南波雅俊キャスター:
人気が上がっているというパックご飯ですが、本当にたくさんの種類が出ています。
パックご飯をどんなときに使うのか。
よく使う人
「ご飯炊くのを忘れてしまったとき、必要な分だけ2~3分でできるので」
たまに使う人
「時間がないとき。温めてカレーを入れてそのまま捨てられる。お皿を洗わなくていい」
使わない人
「家族で食べるため炊飯器で炊く。炊飯器で炊いたお米の方が美味しい」

米の生産量は1993年は783.4万トンだったのが、2023年は716.6万トンに減っています。
ただ、1988年に「サトウのご飯」が初めてできた頃はパックご飯の生産量は3万4358トンと少なかったのですが、専業主婦が少なくなってきたり便利だったりということで、どんどん需要も高まってきて、2023年には25万367トンと、パックご飯の生産量は30年間で約7.3倍に増えています。
そして、パックご飯の広報活動などをしている全国包装米飯協会の担当者は、「ここ数年、ある出来事がきっかけでパックご飯を初めて食べる人が増加したのでは」と話しています。
新型コロナが流行していた当時は自治体からの配食サービスがありました。その中に大体パックご飯が入っていて、「(食べてみたら)『意外と美味しい』ということを知り、食べるようになった人も多かったのでは」ということでした。
