2人が手掛けるのは、木や布などの下地を一切使わない「芯漆」と呼ばれる独自の技法です。国産の漆を何百回も塗り重ね芯から細部、表面までを漆だけで仕上げるもので、1つの作品を完成させるまでに10年から20年かかるといいます。


仏像のほか、ぐいのみなどの漆器を作ってきました。

ただ、現在は工房が使えず作品作りは行っていません。となりの事務所に作品や漆、道具などを避難させている状態です。

弟・松堂さん「だいたいこれで400回くらい漆を塗って、この厚みでおよそ20年かかります。20年はすごく長いんですけど、これができあがってしまうと、半永久的に何万年、何十万年もしくはさらにその先まで器が持続するのが芯漆の特徴です」
兄・宗陽さん「最初はやっぱり辞めようかなと思いました。ただ整理に入って作品を見ていると、どうしてもこれは残していかないといけないなと、日に日にその気持ちが強くなってきました」