世界でも天気が…ドバイの大雨が日本に影響?

4月16日のUAE=アラブ首長国連邦の様子です。元々雨が少ない場所ですが、東部アル・アインでは24時間降水量254ミリ1年間の降水量を大きく超える記録的な大雨となりました。車が半分ほど水に浸かってしまうほど水が増え、空港では駐機場が冠水しフライト欠航などが相次ぎました。

南波キャスター:
これが日本にも影響してくるんですか?

國本 気象予報士:
ドバイでの大雨というのは、海が影響しています。インド洋の海水温はいま高い状況ですが、インド洋の湿った空気がドバイに向かって入り込んでいました。さらに、上空に寒気が入り込んだことも合わさり、ドバイ周辺で記録的な大雨になったということです。

何が日本に関係するのか、この海面水温が高いエリアがより東の方まで広がっています。そうすると、南にある高気圧をより西へと強める傾向があります。すると、日本にも高気圧周辺の暖かい空気が運ばれる、ということになります。

南波キャスター:
そうなってくると、気をつけなくてはいけないのは「熱中症」です。4月24日から「熱中症警戒アラート」が運用されます。さらに今年から「熱中症特別警戒アラート」というものも運用されます。

気温が特に著しく高くなることで、熱中症による重大な健康被害が生じる恐れが出た場合に発表されます。自分自身はもちろんのこと、周りへの声かけなどを呼びかけています。

日比麻音子キャスター:
4月ってこんなだったかしら、と思うくらいの天気ですね。

弁護士 萩谷麻衣子さん:
私は熱中症に何度かなりましたが、頭痛など症状が出ると、一気に激しい頭痛と吐き気とだるさが襲ってくるので、症状が出る前に喉が渇かなくても、水分補給は重要だなと思うんですよね。あと紫外線も強いですよね。目にも悪いのかなと思うので、日傘が重要かなと思います。

<出演者プロフィール>
萩谷麻衣子さん
弁護士。結婚・遺産相続などの一般民事や、企業法務を数多く担当。