きょうは、東日本や西日本では青空が広がり、夏日となったところもありました。そして来週以降は、「10年に一度」と言われる暑さが予想されており、気象庁は注意を呼びかけています。

「10年に一度」 季節外れの暑さ いつまで?

南波雅俊キャスター:
まさに過ごしやすい春の陽気とはいえ、今日は風も強く、「暑いな」と感じる時間帯もありました。

19日午後4時時点の全国の最高気温を見てみると、25度を超える夏日が162地点広島県の一部の地域では30.1℃と真夏日でした。

20日の気温を見てみますと、さらに気温が上がりそうです。

【20日各地の気温】
▼東京 最高気温:27℃ 最低気温:13℃
▼千葉 最高気温:25℃ 最低気温:14℃
▼前橋 最高気温:26℃ 最低気温:12℃
▼宇都宮 最高気温:26℃ 最低気温:10℃
▼岐阜 最高気温:26℃ 最低気温:12℃
▼名古屋 最高気温:27℃ 最低気温:12℃

國本未華 気象予報士:
この春、何度か夏日を繰り返していますが、やはり暑さがもう一度やってくるタイミングで今一度、熱中症など気をつけたいところです。

この暑さがいつまで続くか、まず週末20日から週明け23日にかけて見ると、天気が崩れるタイミングもあり、若干落ち着く予想です。

ところが、気象庁から「高温に関する早期天候情報」が発表されています。“この時期にしてはかなり気温が高い”ということを意図している情報です。これまで以上に、例年通りとは異なる暑さになりそうだ、ということなんです。

気温の数字のデータで見ると10年に一度のレベルのまれな暑さになり、関東だけではなく全国的に出ている、という特徴があります。

今後の暑さを具体的に数字で見ていくと、ちょうどゴールデンウィークが始まるあたりは連日のように25℃前後。予想の幅はありながらも、晴れる日は特にぐんと気温が上がるという予想になっています。

さらに世界で見ても極端な現象が起きているんです。