Jリーグは16日、各月の明治安田Jリーグにおいて、もっとも優れたゴールを表彰する「明治安田Jリーグ月間ベストゴール」の2・3月度の受賞ゴールを発表し、アルビレックス新潟の谷口海斗選手が開幕戦であげたゴールが選ばれました。

谷口海斗選手は今季の開幕戦となる2月24日のアウェー鳥栖戦の前半終了間際、起死回生の同点ゴールを決めました。その後、アルビは後半に得点を挙げ、勝利しています。

選考理由について、反町康治委員は「角度のないところからの思い切りのいいダイレクトシュートはスーパー。爽快感のある気持ちのいいゴールだった」とコメントしているほか、槙野智章委員は「あの距離と角度からのシュートはかなり難しい。そこからシュート打つのかという驚きとシュートセンス。これぞストライカーというゴール」。また北條聡委員は「こつ然と繰り出された圧巻ミドル。敵の虚を突くタイミングでボールを叩き、矢のようなショットを突き刺した」と評価しています。

受賞について谷口選手はクラブを通じて「2・3月度の月間ベストゴールに選出いただけたことを光栄に思います。チームメイトやスタッフ、また日頃より応援してくださる方々への感謝を忘れず、より多くのゴールをお見せできるように努力を続けていきます」などとコメントしています。

なお谷口選手は2020年12月度のJ3リーグ月間ベストゴールを受賞していて、J1での受賞は初めてです。なお、谷口海斗選手のゴールは、年間で最も優れたゴールに与えられる「年間最優秀ゴール賞」にノミネートされるほか、オリジナルカフスボタンが授与されるということです。