「不安を解消できる手だてを説明していく必要があると考えている」

 こうした現状を宇治市はどう受け止めているのか。3月に取材班が聞くと…

 (宇治市・学校改革推進課 吉川貴之課長)「義務教育の9年間を系統的・継続的に見通した中で、学習指導とか生徒指導を行うことで、学力の向上であったり豊かな人間性・社会性を育んでいくことを目的にしています。不安な声とか心配なお声も実際に聞いております。不安を解消できる手だてを引き続き考えていく、説明していく必要があると考えています」

 騒音問題については、防音シートなどを使って対策したいと話しました。
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 『当たり前の日常を過ごしたい』この思いに応えるためにも市は今後も丁寧に声に耳を傾けていく必要があるのではないでしょうか。