『桜』という花に対する思いが105歳になってもまだまだある
去年から西都市内の高齢者施設に入所している弥勒さん。
あたたかな春の日差しが降り注いだこの日、長男の猛さんが施設を訪れました。

(長男・猛さん)
「きょうは父ちゃんが桜の絵を描くところを取材したいそうですが、よろしいですか?頑張りますか?」
猛さんの問いかけに、弥勒さんは筆を持って絵を描く仕草で答えます。


年々、思うように体が動かせなくなり、弥勒さんが最後に西都原に足を運んだのは3年前。
ただ、今年は、猛さんや介護スタッフの力を借りながら、施設内の桜を描けることになりました。

(長男・猛さん)
「3日ぐらい前にこちらの施設から電話がありまして、西都原の桜を描きたいという事を親父が言ったそうなんですよ。そういった意味で、『桜』という花に対する思いというのが、105歳になっても、まだまだ思いがあるんだなと」

















