前年の大賞作品は?今年の応募傾向は「今あるお金をどう増やすか」
山内キャスター:
2023年の大賞、入賞作品を見ていきましょう。

「はたらく部門」の大賞は、▼「ほしくなる 名もなき家事に 労基法」(70代・男性)。2023年は、労基法がニュースになった1年でもありました。
優秀賞は、▼「仕事家事 介護もこなして 三刀流」(70代・女性)。結婚していてもいなくてもこういう状況になりますよね。
「家計部門」の大賞は、▼「恋よりも 衝撃走る 電気代」(40代)。
そして、「母の日部門」の大賞は、▼「お父さん 感謝は不要 手伝って」(40代・男性)でした。
田中ウルヴェ京さん:
これはきっと普遍的だね。
山内キャスター:
2024年ならではのキーワードもあったとのことなので傾向も聞きました。

2024年は「新NISA」「ポイ活」「キャッシュレス」「値上げ」など、“お財布”に関するキーワードが多かったということです。
たとえば、▼「成長に 一喜一憂 子とNISA」(男性・42歳)。ジュニアNISAですね。他には、▼「へそくりも 電子になって 探せない」(女性・64歳)。昔は本棚にあったのに…というところでしょうか。
しゅふ川柳を実施したビースタイルの石橋聖文社長によると、「2023年は『値上げ』に苦しむ句が多かったが、2024年は『今あるお金をどう増やすか』という視点が多い」ということです。前向きになっている部分もあるのかもしれません。
井上キャスター:
ネガティブなことも明るく感じられるし、共感できますね。
ホランキャスター:
時代も反映していますよね。大賞の発表が楽しみです。