能登半島地震の被害で出荷できなくなっている七尾特産のカキを食べて応援する出張イベントが、金沢市で開かれ多くの人で賑わいました。

会場の公園を囲むようにできた長い列。訪れた人のお目当ては七尾市中島産のカキです。

産地では地震の影響でカキ棚が被害を受け、出荷できない状態が続いています。養殖業者から支援要請をうけ、金沢市の平和町大通り商店街振興組合が、食べて応援するイベントを企画しました。会場には1万5000個のカキが用意され、訪れた人たちが七輪で焼いたアツアツの旬の味覚を味わっていました。

訪れた人は
「めちゃくちゃ、おいしい」
「支援できると聞いて少しでもと思って来た」
平和町大通り商店街振興組合 林 雄一 理事長
「カキ業者の方に買って少しでも応援出来たらなと。それプラス、お客様が支援しているという気持ちが伝わってくれればいい」


イベントの売り上げの一部は七尾市に寄付され、企画した振興組合では今後も支援を続けていきたいとしてます。