日凪多さんは憧れていた門型洗車機の設計担当者との会話に花を咲かせました。

エムケー精工 門型洗車機設計担当 春原崇(すのはら・たかし)さん:
「ちょっと私たちも圧倒されるくらいの知識を持っていたので、驚きが正直なところ」
「ぜひこのまま興味を持ち続けて、うちに入って来て、一緒に設計が出来ればおもしろい」

乾燥させる際の風圧を体験したり、ずっと触りたかったというブラシを触って比べたり…日凪多さんにとってはまさに夢のような時間です。

米野日凪多さん:
「本当の洗車機の色んなところを触れたからもう…大満足です。悔いなく見られました」

そんな日凪多さん、洗車機が好きすぎるあまり…


米野日凪多さん:
「僕が作ったのは、『洗車機風リモコンクリーナー』」

一体どんな装置なのか、実際に見せてもらうことに。

「このように(リモコンを)入れて、ブラシが稼働して、手動だが、洗車機が動く」

幅15センチほどの、まさしく門型の洗車機のミニチュアのような形で、木の枠をベースに、両サイドに付けたブラシが回転するほか、上から吊るしたブラシが左右に動いて、電化製品に使うリモコンをキレイにする優れモノです。


奥のブラシがしっかりとリモコンに当たっています!

米野日凪多さん:
「電池式で、ボタンを押すと、動くという感じになっていて(リモコンの横幅が)6センチまでなら対応しています」

実は小学4年生まで、怖くて洗車中の車の中には入れなかったという日凪多さんですが、外から眺めた洗車機の姿に惚れ惚れし、自然と、紙で形を真似て作り始めるようになったそうです。

父・博士(ひろし)さん:
「気分乗っているときはずっと集中して色々とやっている。洗車機のことはよくわからないが、子どもが好きなものをやらせたいというのがあった」