子どもの頃、何かに夢中になった記憶はありませんか?
長野市には、“洗車機”が好きすぎる少年がいるんです。
そんな彼に、先日夢のような機会がありました。


スマートフォンで撮影しながらじっと、その先を見つめる少年。

この春、中学1年生になった長野市の米野日凪多(よねの・ひなた)さんです。

日凪多さんの視線の先には…「門型洗車機(もんがたせんしゃき)」!

気が付いたら5歳ごろからずっと洗車機に夢中だったそうです。


米野日凪多さん:
「洗車していると気分が良くなるから、楽しい」
「一番好きなパーツは奥の『前進』とか『停止』が出るやつ(電光掲示板)。あとは本体が好き」

この日、日凪多さんが訪れたのは洗車機の製造・販売などを手がけるエムケー精工の信濃町工場。

日凪多さんの「洗車機愛」を知った会社側の好意で、特別に見学会が実現したのです。

洗車の様子を思う存分見ることが出来るのはもちろん、こんなことまで。

担当者:
「来てごらん、この中にセンサーが入っていて、これを使って実際に車の形状を撮っているので、それを体験してもらおう」

日凪多さんの立ち姿を洗車機に認識させると…


担当者:
「車形データなんですけど、こんな感じで実際に車を撮っている」
日凪多さん:
「ほんとだ…」
担当者:
「こういう形で形状が撮れている」
日凪多さん:
「すごいっすね…」