きょうから4月。各地で入社式が開かれ、ドジャースの大谷翔平選手がサプライズ登場する場面もありました。一方、頭が痛いのは“値上げの波”。帝国データバンクによると、4月に値上げされる食品は2806品目で、6か月ぶりに2000品目を超える見通しです。新たに負担となる税金もあるようです。

新年度で私たちの暮らしはどうなる?

井上貴博キャスター:
新年度、暮らしが変わるということで、

▼食品2806品目値上げ
▼新型コロナ公費支援終了
▼ライドシェア
▼森林環境税
▼普通預金の金利引き上げ
▼能登半島地震の被災地支援宝くじ

などがありますが、この中から2つ取り上げます。

まず、「紙製品の値上げ」についてです。原材料価格が上がっているので仕方ないことですが、企業努力だけではもう立ち行かないというところです。「大王製紙」では、4月1日納品分から10%以上値上げ「王子ネピア」でも、4月22日出荷分から10%以上値上げということです。

また、「森林環境税」も始まります。今年度から住民税に1人、年額1000円が上乗せされます。森林整備やその促進事業を幅広く実施するための財源として活用していくということです。