事件発覚から現在に至るまで

スォージ被告は、アメリカのミズーリ州セントルイス出身。小さいころに見た「ゴジラ」をきっかけに日本文化に興味を持ち、ミズーリ大学で日本語を学んだといいます。

スォージ被告(広報誌より):「小さいころに見たゴジラをきっかけに日本文化に興味を持ちました。絵を描くのが好きだったので、日本のアニメキャラクターなどもよく描きました」(広報誌より)

大学在学中に東京への留学を経験。日本の文化に直接触れることで、日本とアメリカの双方の良さを広めたいと考えるようになったといいます。そして、2019年に外国語指導助手となり、複数の小中学校で教えていて、「みんなと仲良くなりたい」と笑顔を見せていたといいますが…。

事件当日、Bさんらが、その日起きたことを友達に相談すると「先生に言ったほうがいい」と促されたといいます。しかし、その日は相談することはなく帰宅。結局、教師に相談したのは翌日になってからでした。

検察官:翌日、学校へはどんな気持ちで行った?
Bさん:先生に言おうか迷っていた。

検察官:K先生に事件の翌日話した理由は?
Bさん:Cに相談して言うことにした。早く逮捕してほしかったから。

こうして事件が発覚したのです。
「くすぐっただけ」と容疑を否認しているスォージ被告。学校での性被害という深刻な問題…今後、ほかの被害児童などへの証人尋問が予定されています。