ダウン症の次男の誕生で家族に“変化” 夫は「大変だけど…」

──産まれてきてくれてどうでしたか?
「帝王切開で産まれたんですが、本当にうれしくてしょうがなくて。流産した経験があったからこそ、来てくれたことにすごく感謝しました」
──子育てはどうですか?
「やはり大変なことはたくさんあります。陸海くんはミルクアレルギーで、37.5度の熱がでるとすぐに夜間診療でみてもらったりとか、最初はちゃんとした朝を家族で迎えたことがない1年でした。
思ったように動けないですし、4歳半まで歩けなかったので、リハビリにいつも1時間半かけて通ったり、すごく手はかかりますかね。病気をすると重症化しやすいので、そこもすごく気をつけています」
飯塚さんには長男の海空(のあ)くん(9)がいます。長男の時とは違う子育てに苦労や心配は多いと率直に話します。しかし、陸海くんがいることで、家族に変化が訪れ、笑顔は増えたというのです。

夫・昌仁さんは、勤めていた自転車ショップを辞め、育児をメインで担当するようになりました。長男のときは、飯塚さんがメインで子育てをしていましたが、陸海くんが生まれてからは、ミルクを作るのも、オムツを買うのも、病院に付き添うのも、昌仁さんの担当です。
夫・昌仁さん
「大変ですけどね、かわいいから」
