・あらためて、開催見送りについては?
「安全対策について、まとまってない中で開催するっていう判断は、やはり、できないと思います」
「未来ある若い選手が亡くなってしまったという事実があるので、それを忘れず、より良い大会を作って欲しい」
「事故によって、自転車競技全体のイメージが下がってしまうというか、自転車競技が危ないものだっていう認識になってしまったと思う」
「だからこそ、ちゃんと対策を練った上でレースを開催し、皆さんに見てもらって、自転車競技って面白いものだと思ってもらいたい」

 この「ツール・ド・北海道」だけでなく、自転車競技全体への“逆風”を感じながらも、真摯に取材に応じてくれた島野選手…こうした若い選手の“思い”を正面から受け止め、協会は事故の検証、安全対策をすすめる必要があります。