2008年、東京・秋葉原の歩行者天国にトラックで突っ込み、通行人を刃物で刺して、17人を死傷させたとして殺人などの罪で死刑が確定していた青森市出身の加藤智大(かとうともひろ)死刑囚の刑が26日午前、執行されました。
※古川禎久法務大臣
「本日、加藤智大の死刑を執行しました。」

加藤死刑囚は2008年6月、東京・秋葉原の歩行者天国にトラックで突っ込み、持っていた刃物で通行人を刺すなどして、7人を殺害、10人に重軽傷を負わせた殺人などの罪で、1審、2審ともに死刑判決を受けました。


加藤死刑囚の弁護側は一貫して「事件当時、心神喪失か心神耗弱だった」と主張して、上告しましたが、最高裁がこれを退け、さらに判決訂正の申し立ても棄却され、2015年に死刑が確定していました。
