
これまで関わってきた人たちと顔を合わせ復興の現状や課題を把握することです。

熱海豊さん(90):
「(能登半島地震の現状を)テレビで見ているんですよ、その都度その都度ジーンときますね、ほんとにこの年になって行くわけにもいかないし、まぁこの辺は落ち着いていますおかげさまで」

13年の時の流れの中には別れもあります。

片岡健治さん(77):
「6月10日に亡くなったので、本当に葬祭会館でビックリしたぐらいお通夜に来ていただいて」

東松島市で自宅の1階が津波の被害にあった片岡健治さん77歳。

片岡さん夫婦はボランティアとして現地に入った山下さんと出会い、一緒に被災者支援を進めてきました。

しかし2023年6月、妻・君江さんがくも膜下出血で亡くなりました。

片岡さん:
「人生全うしたんじゃないかと思って。中身の濃い人生を」

山下さん:
「ボランティアの受け入れ毎日やってサポートセンターのセンター長をやって」

被災地と向き合ってきた片岡さんは改めて防災・減災で必要なことがあるといいます。

片岡さん:
「基本的には自助なんですよ。公助というのは後の後の後一番最後、やはり自助共助。災害に遭った時にどう対応して生きていくか、災害から難を逃れるかを自分で考えないと」

山下さん:
「来た時にいろいろなことを聞いたものを、これから起きる災害の中で少しでも被害を減らすための教訓として生かせればということでお聞きするためにも来ています」

山下さんはボランティア歴20年の経験を活かしてアドバイスしてきた生活復興支援センターも必ず訪れます。

生活復興支援センタ―の職員:
「高齢者の単身世帯、一人暮らしが3件に1件か4件に1件が高齢者の一人暮らし、そういう現状ですよ。津波で家族を失った方が本当に多いんですよね」

東松島市では1人暮らしの高齢者を今後どう支えていくのかが課題になっています。

被災地で活動し13年間東北を見続けてきた山下さんが考える防災と減災で必要なことは…

山下さん:
「どこに誰がいるとか、ここの家に子どもがいるとかは(災害が)起きた直後の場合、地元の人しかわからない。災害に強い街は全国どこにでもある。自主防災頑張った、仕組み作りました、耐震化率がいいなど、大事なのは災害にも強い街。普段の付き合いがある中で災害もあって、だから災害にも強い近所付き合い、地域づくり、街づくり、人づくりだと思う」














