生徒たちは何を感じたのか…“他人事”ではなく“自分事”へ
当時はまだ幼く震災の記憶がない生徒たち。被災地を自ら歩き、何を感じたのでしょうか。
(松山学院高の生徒)
「来てよかったとすごく思った。多分、愛媛にいたら3.11に対してこんなに感情が大きくなることはなかった」
「これからは、自分がこのことを自分の身の回りの人たちから知ってもらえるように伝えてきたい」
(福島から愛媛県松前町に避難・渡部寛志さん)
「私自身は学生たちに知ってもらえて嬉しかったし、ありがたかった。2度と同じ目には他の人にはあわせたくない、同じ過ちは繰り返させたくない、という思いがある。そうつなげることが出来る第一歩かな、と思う」
“他人事”ではなく“自分事”へ。渡部さんたちは、こうした活動で記憶の継承が次の教訓に繋がると信じています。