「忖度せずズバズバ言う、これがいい」
ところで2021年に、東京オリ・パラ組織委員会の森喜朗会長(当時)が「女性がたくさん入っている理事会は時間がかかる」と発言したことが大きな波紋を広げました。女性がたくさん入っているBリーグの理事会はどうなのでしょうか?
島田チェアマンは、会議の進行で困ったことは「全くない」と言い切ります。会議がまとまらないのは議事進行をする側の問題で、そこに男女差はないとし、「女性理事のみなさんはBリーグにとって、いいと思うことは忖度せずズバズバ言ってくださる、これがいいんですよ」と力を込めて言いました。
理事の浜田さんも、「女性理事の専門性も、年齢も居住地も多様であることがポイントだ」とし、性別以外の多様性も、同質性のリスクを回避することにもつながると考えています。