きょう3月8日は国際女性デー。ジェンダー平等や女性のエンパワーメント(力を与える)を改めて考えるきっかけになる日ですが、日本の実情をみれば、女性の働きやすさランキング29か国中27位(2024年・英誌エコノミスト)、ジェンダーギャップ指数146か国中125位(2023年・世界経済フォーラム評価)、全上場企業における女性役員割合10.6%(2023年・内閣府まとめ)。さらに男女賃金格差は21.3%あって先進国平均12.1%のほぼ2倍(2022年・OECDデータ)…など、きわめて「残念」なことばかりです。
それでも、今後に大きな変化をもたらすかもしれない動きが、スポーツ界に見られます。昨年9月に発表された公益社団法人ジャパン・プロフェッショナル・バスケットボールリーグ(Bリーグ)の理事・監事の新体制。特筆すべきは理事15人中、外部理事枠の7人全員が女性となったことです。割合は47%、ほぼ半分です。監事も2人中1人が女性です。