国際人権団体ヒューマン・ライツ・ウォッチは、北朝鮮が過剰なコロナ対策で国境地域を封鎖したことにより、食糧不足が深刻化しているなどとする報告書を公表しました。
ヒューマン・ライツ・ウォッチ ユン上席研究員
「コロナ禍で国境を越える活動はほぼ途絶えた。北朝鮮政府の対策は、過剰かつ不要なものだ」
ヒューマン・ライツ・ウォッチが7日に公表した報告書によると、北朝鮮はコロナ対策の一環として、2020年ごろから監視施設やフェンスを増設し、中国やロシアとの国境地域を事実上、封鎖しました。
現在でも、許可なく国境地域に立ち入った人に対してはその場で発砲するよう指示が出ていて、人や物の往来は限定的だということです。
ヒューマン・ライツ・ウォッチは「過剰で不必要な措置によって外国との交流が滞り、北朝鮮での食糧不足が深刻化している」と警告しています。
注目の記事
福岡初のイスラム教徒へのヘイト街宣 1000年続く伝統祭礼「筥崎宮の放生会」を汚してまで…

「白いバースデーケーキが欲しい」食物アレルギーがある息子の願いが叶った日 【笑顔のケーキをあなたに 前編】

快適な秋は短くすぐ冬に…?今年も「四季」→「二季」か 22日冬の長期予報発表前に予報資料から見える“サイン”とは tbc気象台

「現金を使えない子が増えた」“新潟唯一の問屋”を継いだ駄菓子屋店主が日々感じる“現代の子ども”と時代を超えて続く“小さな社会” 新潟市秋葉区

「田舎の造園屋」が魂を込める“105万円の推し活” 同郷の横綱・大の里への愛があふれて社長は本場所の“懸賞金スポンサー入り”を決断

「お昼ごはん、何が食べたい?」と聞かれたら…どう答える?地雷ワードと神ワード 共働き世帯増も、家庭内の役割は変わらず?
