「建築界のノーベル賞」とも言われるプリツカー賞に選ばれた建築家・山本理顕さんが都内のアメリカ大使公邸で会見し、受賞の喜びを語りました。

建築家 山本理顕さん
「プリツカー賞はもちろんうれしいけど、同じくらい、小学校の先生たちから褒められたのがうれしかった。自分が少しは良い建築家なんだなと思いました」

山本さんは、自身が建築を手がけた小学校で教職員や児童に受賞を報告したときの喜びをこのように語りました。

建築家 山本理顕さん
「私は自分が建築を作ると、環境、建築の周りの人たちに影響を与えると思います」

さらに、山本さんはこだわってきたこととして、依頼主だけでなく地域の人たちにも喜んでもらえるものを作りたいという思いが評価されたのではないかと述べました。