アメリカ大統領選挙に向けた共和党の候補者指名争いは山場の「スーパーチューズデー」を迎え、全米15の州でいっせいに候補者選びが行われています。事前の予想通り、トランプ氏が大きくリードしています。中継です。
ワシントンからお伝えします。民主党・共和党の大統領候補選びが多くの州で一斉に行われる「スーパーチューズデー」ですが、注目は共和党です。
開票の最新情報ですが、トランプ前大統領とヘイリー元国連大使が一騎打ちとなる中、トランプ氏が開票が進んでいるほぼすべての州で大きくリードしていて、アメリカメディアは15のうち10の州でトランプ氏が勝利を確実にしたと報じています。
ヘイリー氏はトランプ氏との対決姿勢をより鮮明にして、共和党内の反トランプ票の掘り起こしを狙いましたが、現時点では東部バーモント州でトランプ氏とほぼ並んでいます。事前予想通り、トランプ氏が圧勝すれば候補者指名獲得に大きく近づくとともに、ヘイリー氏への撤退圧力がさらに高まることになります。
ヘイリー氏はきょう、テレビ番組で「まだ多くの州で投票が行われていない。その地域の人々にも意見を表明する機会を与えるべきだ」などとファイティングポーズを崩していませんが今後の選挙キャンペーンの予定は白紙となっていて、開票状況を見ながら、まさにいま「撤退するかどうか」ギリギリの判断を迫られているとみられます。
トランプ前大統領のフロリダの邸宅、マールアラーゴです。支持者が集まり、会場は熱気に包まれています。トランプ氏はこの後、こちらで勝利宣言をする予定です。
トランプ氏は5日朝、電話でテレビ番組に出演し「ヘイリーに勝ち目はまったくない。私の焦点はバイデンだ」と発言。11月の本選挙に照準をあわせる姿勢を改めて示しました。
アメリカメディアによりますと、トランプ陣営は早ければ来週中にも代議員の過半数を獲得し、候補指名を確実にできると見込んでいます。
ただ、共和党内での圧倒的な勢いが11月の本選挙まで続くのかは疑問符がついてます。これまでの選挙戦でヘイリー氏が3分の1程度の票を集め、共和党内でトランプ氏から距離を置く人も少なくないことが浮き彫りになったからです。
本選挙で勝利するには、この会場に集まっているような熱狂的な支持者だけでなく、共和党内の穏健層や無党派層からの支持も必要になります。
支持者は圧勝ムードに沸いていますが、ヘイリー氏への支持がどの程度集まるのか、トランプ陣営は神経をとがらせています。
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