妻・古賀選手に言われて楽になった言葉『自分を大切に』
Q.
古賀選手に言われて楽になった言葉があると…
西田:
『自分を大切に』というようなことはずっと言ってくれてたので、バレーボールとかっていうよりも、生きていく事が今、価値があるからって話をしてくれてて、それはやっぱり自分の中でもすごい思いましたし。そういう何て言うんですかね、死を目前にしたわけじゃないですけど、だんだんと自分の体動かなくなってくるんだろうなっていうような体調不良だったので、そういうのもありながらっていう状況ですね…生きることが大切。1人だけの体じゃないし1人の人生じゃないし1人の時は無理してましたけど、バレーが出来なくなってもおかしくないような状況ではあったので支えてくれていた部分はあった。
最愛のパートナーの支えもあり、症状は徐々に回復した
西田:
結局1人だったときと今味方が近くにいるのっていうのは、何て言うんですかね、素で話せるっていうか。より既にいつも素で話しているんですけど、それよりもより話せることが多くなったりとか。そういうのもがすごいあるかなと、思います。
復活した西田は2023年世界舞台で復活し、パリオリンピック出場に大きく貢献した。そしてパリ五輪イヤーの今年は男子日本代表は52年ぶりとなるオリンピックでのメダルの期待がかかる。
Q.
パリ五輪の目標は
西田:
僕もメダル絶対に取りたいと思っているので、簡単じゃないからやり切れるところもあると思うので日本が表彰台に立てるように努力していきたい。
西田有志(にしだ・ゆうじ)
2000年1月30日生まれ、24歳。三重県出身、186cm82kg。
海星高校~ジェイテクト~Vibo Valentia(イタリア・セリエA、2021~)~ジェイテクト(2022~)~パナソニック(2023~)。Vリーグ最優秀新人賞(2018-2019)、最高殊勲選手賞(2019-2020)、得点王(2019-2020)、サーブ賞(2019-2020)を獲得。2018年5月に日本代表デビュー、2019W杯でベストサーバー賞受賞、ベストオポジットに選出。2022世界バレー12位。世界大会で表彰台にあがるのは、1977年のワールドカップで銀メダルを獲得して以来、46年ぶりとなった2023ネーションズリーグの銅メダル獲得、パリ五輪予選/ワールドカップバレー2023でも出場権獲得に貢献。日本には欠かせない左のエースである。7月26日に開幕するパリ五輪では、1972年ミュンヘン大会以来、52年ぶりのメダルを狙う。2022年12月31日に女子日本代表・主将の古賀紗理那との結婚発表。バレー界のビッグカップルとして共にパリ五輪の活躍を誓う。














