バレーボール男子日本代表、西田有志(24、にしだ・ゆうじ)の大きな武器は力強いスパイクである。身長は186cm。世界と比べても決して高くはないが、持ち前のジャンプ力で世界の強豪相手でも得点を量産する。去年10月のパリ・オリンピック予選では、キャプテンの石川祐希(28、いしかわ・ゆうき)に次ぐ2番目の得点を挙げ、パリへの出場権獲得に大きく貢献した。そして、西田といえば22年の大晦日に女子日本代表の古賀紗理那(27、こがさりな)と結婚を発表。夫婦で日の丸を背負うエース同士の結婚は大きな話題となった。パリ五輪で1972年ミュンヘン大会以来、52年ぶりのメダルを狙う中核となる西田にシドニー五輪マラソン金メダルの高橋尚子キャスターが意気込みに迫った。

2022年12月31日に女子日本代表・主将の古賀紗理那との結婚を発表

Q.(高橋尚子)
妻であり、日本のトップのバレー選手。古賀選手の存在っていうのは大きい?

西田有志:
バレー選手ではありますけど、奥さんなんで。結局その選手としての考えというのはもう自分たちはお互いにいろんなことを共有しながらやってるので、多分こう考えてるだろうな、ああ考えてるんだなとお互いわかってる上でもあるんですけど、そこに関してはあんまり心配してないですし、もし向こう側の大変になったときにはして心配して、相談してくれることがあるので、あまりそこは心配してないですけど、やっぱそれ以外のところで何かストレスがないのかとかそういうようなことに気にしながらやってます。キャプテンなんでストレスもありますし、やっぱ表に立っていくのはキャプテンとか監督とかそういうような人たちが先頭を切ってやっていくので、結局そういう目を向けられるのはそこ(キャプテン)になっちゃうので多くのストレスがかかってくると思うんですけど、やっぱりそういうところを助けてあげたいなというふうに思いますね。