子どもを持ちたい人が選択肢を持てるような仕組みを
小川キャスター:
政治には、子育てに関わる方だけでなく、国民全体で理解し合って少子化対策というのを推し進めていくための政府の説明というのも必要になってきますよね。
宮田教授:
やはりフラットに子どもを持ちたいと思える人たちが、持てる選択肢を実際に手にできるかどうか。こういう仕組みを作っていかなくちゃいけない。
今回の議論ですごく気になるのが、増税か否かみたいなところですね。「実質増税じゃない」というところに議論に集中しすぎていて、実際公的なお金を使うのであれば、戦略目標がしっかりあって、それが効果を上げたのかということを評価しながら、見ていかなくちゃいけないんですよね。
どの対策も、効果があるもの・ないものがあるので、何を目標にしながら、その途中経過をしっかり公開していくことが必要だと思います。
“異次元の少子化対策”効果は?「みんなの声」は
NEWS DIGアプリでは『少子化対策』などについて「みんなの声」を募集しました。

Q.“異次元の少子化対策”で少子化を止められる?
「対策次第で止められる」…12.7%
「対策は必要だが止められない」…78.9%
「対策は必要ない」…6.8%
「その他・わからない」…1.7%
※2月27日午後11時23分時点
※統計学的手法に基づく世論調査ではありません
※動画内で紹介したアンケートは28日午前8時で終了します。