中野教授「週刊誌を訴えたほうが、僕にはなんかスッキリする」

(神戸学院大学 中野雅至教授)週刊誌ではなく女性を訴えるっていうのは、今回いろいろ理由があってそうされたんでしょうけど、そういうことがあまり多くなっていくと、声を上げにくくなるのかな、って思う。
事実はおそらく裁判で明らかになるんだろうけど、週刊誌に書かれた瞬間に著名人が全て社会的に抹殺されるというのであれば、最近の一連の中で何が問題かと言えば、週刊誌の報道が僕は問題だと思う。
性被害はやっぱりきちんとした方がいいと思うんですけど、こういう、2億円の賠償請求とか言われたら、やっぱりなかなか被害の声は出しにくい、週刊誌を訴えたほうが、僕にはなんかスッキリする。
(西山晴基弁護士)そうですね。回収という点では女性2人を訴えるより週刊誌を訴えた方が回収しやすいのは、あるかと思うんですけども、まだ真実がわからない状況の中での話になりますけれども、今回名誉毀損だけでなく、AさんBさんが警察に対して虚偽の告訴をしたところに着目して、民事裁判を起こされてるんですね。
普通に発信しただけではなく、捜査機関を使って伊東選手に刑事処罰を科す目的で、そういった告訴をしてまでここまでやったんだというところが強調されていますので、AさんBさんに対して金銭的賠償を求めるっていうふうな考え方は伊東選手側としてはあり得るのかなと。














